はじめに、一つお断りしておきます。超音波は、人以外にもいろいろなところで応用されていますが、ここで言う超音波検査とは、人の病気を診断するために用いられる超音波検査のことです。
超音波検査とは、人の体(臓器)に超音波を当てて、跳ね返って(反射して)きた超音波の強弱と、跳ね返ってきた時間の差を画像に変換して診断を下す検査です。
その仕組みが、やまびこに似ていることより、別名:エコー検査(または単にエコー)とも言われています。これから先は、超音波検査の事を、エコー検査と言い換えて説明します。
エコー検査で、みなさんに一番なじみが深いのは、妊婦さんのお腹の胎児(赤ちゃん)を見る時の検査と言えば、見たり受けたりしたことのある方も多いと思います。
一概にエコー検査と言っても、見る場所によって腹部エコー検査、心臓エコー検査、甲状腺、乳腺(乳房)、婦人科などがあり、それぞれ使われる周波数や探触子(エコーを発する手のひらサイズの機械で、人の体に直接当てる部分)の形状が、若干異なっています。
ここでは、私が普段担当している腹部エコー検査を中心に、話していきたいと思います。
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